打ち粉の役割

打ち粉って一体、何の粉??

って、思う方も多いかもしれませんね。

その正体は「 そば粉 」なんですが、
花粉( はなこ ) なんて言われることもあります。

玄そば(丸抜き)を挽いた時、最初に出てくる粒子の
粗い澱粉質のそば粉を打ち粉として使用することが
一般的には多いとおもいますが、
一番粉といわれるものを使う場合もあります。

そばを延すとき、切る前、振るうときに使いますが、
その役割はもちろん、麺がくっつかないように
するということです。

いまさらなのですが、打ち粉の役割という考えでは
保存性を高くするということもあるということを
再認識している今日この頃・・・

打ち立てのそばに、新品の(使いまわしていない)打ち粉を
振るうとそばの表面が硬くなるんですよ。

そして、打ちあがり後、すぐに打ち粉をする場合と
しばらくしてから打ち粉を振る場合でも
そばの感じが違ってきます。

打ち粉の種類、配合、タイミングを
もう少し試行錯誤するとまた、
一歩すすんだそばが出来上がるかもしれません。

どこまでも奥が深いものですよね、本当に ^^*


posted by そば富泉

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