薬味の役目

蕎麦を食すのに、薬味って使ってますか?

温かい蕎麦を頂くときには、「七味唐辛子」は欠かせませんね~
冷たい蕎麦で頂くときには、これまた「山葵」が欠かせません。

人によっては、「ネギ」が欠かせないとか
「玉」が無いと駄目だとか
何も入れない派・・・
様々だと思います。

そもそも、薬味って!?

奈良時代からあったようです。
字を見ても取れるように、クスリの意味もあるでしょうし、
味。。旨みに関する意味もある訳ですよね~
何となくは、分かっていますが
はたして、どこまで・・・・・??

それでは、よく知っている蕎麦の薬味の代表としては、
[ 刻みネギ・大根おろし・七味唐辛子・山葵・胡麻・柚子・海苔 ] と言ったところでしょうか。

一般に薬味と言われるものには、
・青み科(ネギ・三つ葉・あさつき・わけぎ・ニラ)
・辛み科(からし・山葵・生姜・にんにく)
・香味科(シソ・山椒・唐辛子・コショウ)
・芳ばし科(ゴマ・クルミ・芥子の実・松の実)
・和え科(ミョウガ・タデ)
・柑橘類(柚子・かぼす・すだち・レモンやライムもかしら・・)
・加工品(梅・海苔・鰹節・とろろ昆布・桜エビ・・・)
他に、香辛料やハーブもその仲間ですね。
こうしてみると、結構あるんですね。

では、薬味の役割とは

・殺菌効果・食中毒防止効果
・生臭みを抑制する効果
・胃液の分泌を良くして消化を助ける効果・食欲増進効果
・神経を休める効果
・彩りを良くする効果
・食品とマッチして味・風味の相乗効果

と様々に活躍しているんです。
タダちょこんと添えられているだけでは無かった、偉大な薬味ちゃん♪
やはり、昔の人は凄いですね~
生活の中で、こうしてちゃんとそれぞれの役割等を見出している訳ですものね。

そんなこんなで、改めて薬味の素晴らしさを知ったわけで
これからは、しっかり薬味を使って
しっかり食べようと心に誓ったのでありました 😛


posted by そば富泉

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